ミニ問題集

問題集を作成しています。この問題集を用いると、ストレスやストレスケアに関する簡易な知識の確認に役立ちます。

ストレスの関係は、テストの様な形で勉強する機会は滅多にないと思います。
専門職であれば多少はあるかもしれませんが、一般の方はほぼないのではないでしょうか。

大学の講義で、心理学の概論を履修しても、ストレスに特化したような定期試験が行われることは稀だと思いますし、出題されるにしても、選択式であったりします。

時には総ざらいするような勉強もあって良いのではないかと感じております。

この他、1問1答も合わせてご活用ください。

1.臨床心理学の手法を用いて、心身のリラックスを図ることがある。主にどのような方法が考えられ得るか、下記の語群から3つ選択せよ。

a.交流分析  b.自律訓練法  c.漸進的筋弛緩法  d.エンプティ―・チェア e.臨床動作法

2.人には、暑い時に汗をかいて体温を調整するなどして、恒常性を保つ機構がある。これをカタカナで何というか。下記の語群から選択せよ。

a.ホメオスタシス  b.ヒートアイランド c.シンクロニシティ d.リフレーミング

3.以下のものを、ストレッサー、コーピング、ストレス反応に分類せよ。

a.家の外では道路工事のため騒音がしている
b.結婚式でスピーチをしていたら発汗した
c.緊張感漂う会議のあった仕事帰りに軽い運動をしてから帰宅する
d.試合前に胸がドキドキした

4.汎適応症候群について書かれた次の文章の(   )内に入る適切な
語句を下記の語群から選択せよ。

汎適応症候群は、カナダの内分泌学者、(    )によって提唱された。
大きく(    )・(     )・(    )の3段階に分けられる。

a. 被はい期 b.警告期  c.抵抗期 d.反ショック相 e.ハンス・セリエ   f.ウォルター・キャノン

5.ソーシャルサポートに該当するものを選択せよ。(複数可)

a.仕事で疲れて帰宅したら、家族が食事と風呂の準備をしていてくれた。
b.犬の散歩に出かけるとちょうど良い運動になった。
c.スーパーで買い物をすると、ポイントを付けてもらえた。
d.一人暮らしを始めたが、職場の同僚が野菜など分けてくれる

回答

1. 答え⇒b,c,e
これらの中で、リラクセーションに関係するのは、漸進的筋弛緩法、臨床動作法、自律訓練法である。漸進的筋弛緩法は、エドモンドジェイコブソンによって開発された。手首や足などを順番に弛緩する方法である。自律訓練法は、ドイツのシュルツ博士、臨床動作法は、日本の成瀬によって開発された。

2. 答え⇒a
この中でストレスに関係する用語は、ホメオスタシスだけである。その他は、ユング心理学、カウンセリング関係、経済用語である。ホメオスタシスによって、我々の生体は常に恒常性を保とうとされている。

3. 答え⇒ストレッサー:a  コーピング:c ストレス反応:b,d
ストレッサーとはストレスの引き金。ストレス反応は、ストレッサーによって生じる心身の変化である。コーピングはストレス対処を指す。

4. 答え⇒順番に、e,b,c,a
ハンス・セリエのストレス学説は有名である。

5. 答え⇒a,d
ソーシャルサポートは、その人の周辺(家族、地域、職場など)から受けるサポートを指す。情緒的なソーシャルサポートもあれば、野菜を分けてもらうなどの道具的なサポートもある。