心理的なストレスを表す言葉

日本でストレスという言葉が社会に浸透する以前には、どのような言葉が、心理的ストレスを表現する言葉として用いられていたのでしょうか。

「ストレスですねー」という言い回しを使わなかったとしたら、どんな言い回しになるでしょうか。

例えば、「職場のストレスが凄くて、朝会社に行くのも嫌になりそうだよ」というような発言があったとします。

この場合、職場のストレスが何を指しているのかその正体は全くわかりません。
何か、会社で起こる出来事を指しているようではあります。もし、ストレスという単語を使わないとどうなるでしょう。

「職場の緊張感が凄くて、朝会社に行くのも嫌になりそうだよ」

このような言い換えは割としっくりくるように思います。ストレスを緊張感に置き換えました。

緊張感以外に当てはまりそうな用語は他に、プレッシャー(結局英語なので不可としました)、ゴタゴタ、軋轢、負荷(意味は通りますが口語では使わないでしょう)などもあり得るでしょうか。

また少し表現を変えれば、「職場にいると肩が張ってきて、朝会社に行くのも嫌になりそうだよ」などとも言えるでしょう。

こうして考えると、「ストレス」という用語を使用することで、非常にその中身が曖昧になっていることがわかります。何がストレスなのか、聞いてみると、説明してくれるものでしょうか、それともぼやっとした対象をストレスという言葉で表現しているのでしょうか。