リラクセーション

緊張を弛める方法の一つには、リラクセーション法の活用が挙げられます。

我々は日常生活の中でも、自然とリラクセーションを取り入れているものですが、臨床心理学の方面からも、専門的な方法が確立されています。

専門的リラクセーションの方法

  • 漸進的筋弛緩法

エドモンド・ジェイコブソンによって考案された方法です。長い歴史があり、現在でも心療内科等の領域で活用されています。非常に導入しやすい方法でもあり、教育現場や産業関係でもよく用いられています。

  • 自律訓練法

ドイツのシュルツによって考案された方法です。漸進的筋弛緩法と同様に、心療内科などで用いられています。体を大きく動かすような方法ではなく、手や足の重温感などの練習からはじめる方法です。

  • 臨床動作法

日本で成瀬悟策によって、考案された方法です。元々は動作改善の方法として始まりましたが、その領域は拡大し続けています。スポーツ動作法という分野も登場しています。

これらは単にリラクセーションということには留まりませんが、リラクセーションにも大いに活用できる方法です。

支援する側の訓練

もし、こうした専門的方法を活用して支援を行おうとする場合には、訓練が必要です。それは狭い意味の訓練の他に、相当量の練習を要するものです。

これは本で読んだり、見ただけでは身につくものではなく、ペアになっての練習が必要です。→より良い進め方を模索するには、具体的方法の練習や実践が重要