委員会に追われる同僚たちの様子

もう話が進んでいるのに、新たに何を付け加えるというのでしょうか。不足していることがあるにして、委員会で次第に検討が始まるでしょう。

副院長が言う、全く別な視点とはなんのことだろう。

同僚たちの様子

委員会に追われる同僚達病院内では、同僚が忙しそうに、カルテやベッドを運んでいる姿があります。こんなに忙しそうにしているくらいだから、きっとストレスも大きいことは確かなのでしょう。

そんなときに、聞こえてきたのは、「会議に送れちゃう・・・」とせかせかと通り過ぎていく同期の姿でした。現場に入りながら、時間が来ると会議に出席するのだそうです。その同僚は、いくつも委員会に所属して、会議も多いと以前に言っていたのを思いだしました。

会議がストレスになっていることは明白でした。

しかし、会議をなくしてしまうわけにもいかないだろうしなぁ。とAさんは益々悩んでいくのでした。

Aさんも経験がありますが、会議では若手は特に、緊張を伴い、一つの会議に出るだけでも多くのエネルギーを消耗します。

何か、愚痴でもいえる場所があればいいのだろうか・・・皆飲み込んでいるようなことがあると思うだけど。しかし、それも難しい話だな・・・。

上司や部下、同僚という関係が複雑にある中で、一辺倒なやり方で実現可能なものだろうか。

体調を崩した同期

数週間、Aさんは迷いが続いており、たくさんの資料にあれこれ目を通しました。そのとき、同期が体調を崩して、しばらく休むという話が伝わってきたのです。ある管理職から聞いた話では、こうした体調不良で休む職員が増えてきているのだそうです。

4つのケアの推進は進んでいても、体調を崩して困っている人はやはりいるようです。

Aさんとして、このような人への支援が何かできないものかと考えていました。Aさん自身の専門性を振り返ると、リラクセーションなどの手技を身に着けており、何か役に立てられないものでしょうか。

例えば、漸進的筋弛緩法という、セルフケアにも使える方法があります。しかし、それならば職員研修でもう紹介されていたのだそうです。

◇ある心理士の取り組み

この物語風記事は数話に分けて書かれています。

第1話から読む→副院長からの要請