本を読んだだけではできないことだらけ。徹底的な訓練・練習が重要

ストレスマネジメントを開始する場合、どこから手をつけたら良いものでしょうか。

その目的によって開始の仕方も異なることとは思いますが、幾つかポイントになりそうな点を挙げてみたいと思います。

ストレスマネジメントの動向や概要の把握

まず、ストレスマネジメント自体の概要を把握することは、いずれにしてもどこかの時点で必要になってくると思います。とりあえずやってみるというスタンスの場合でも、手元にストレスマネジメント関係の書籍等を準備しておく方が良いのではないでしょうか。

ストレスマネジメントとはについても具体例が掲載されている書籍も多数です。

一昔前に比較して、多くの書籍が出版されました。中には実践の具体例を挙げている書籍もありますので、活動の参考になるのではないでしょうか。現在、一般企業をはじめ、医療従事者向け、教員向けなど、細分化された領域別の出版もなされるようになってきました。

開始の目的

何のためにストレスマネジメントを開始するのか、趣意をまとめておくことは活動の方向性にも関係してくると思われます。どんな背景事情のもとに着手するのか文書化しておくことも一つの方法でしょう。

例えば、学校であれば、教育の一環としてなのか、職員向けのメンタルヘルス対策の一環としてなのか、両者ではかなり方向性が異なっていきます。

どういうものをイメージするか

目的に関連してきますが、一応の活動モデルが出来上がった時、見た目はどのような活動が主体になっていそうかをイメージしておくことも意味があるのではないでしょうか。

例えば、毎月1回位、ストレスマネジメントの実践をする会(例えばリラックスの会など)が機能することをイメージするか、もっと広い意味で組織員全体の啓蒙をはかるための研修会の企画を主なものとするのか、または、その混合のようなものか、ストレスマネジメントと言ってもその形式は様々考えようがあるわけです。

徹底的に練習する

もし、企画者が講師を兼ねるならば、その内容を実際に運用できるレベルまで練習しておく必要性を感じます。

例えば、リラクセーション法をストレスマネジメントの中核に据えた場合、本で読んだ知識だけでは、多くの成果は得られにくいと思います。

事前に、何度も実施して、手順などは暗記しておく必要があります。

また、ある人はリラックスできても、別な参加者はリラックスできなかったという差が生じる可能性もあります。

このような場合、何か工夫できる点がないのか、あるのか。

このように、最も時間をかけるべき準備は、技術面ではないかと思うのです。

しかし、実際、リラクセーションを本格的に学ぼうとすると、その手がかりがあまりに少ないことに気づかされると思います。

これをどうクリアするか、それもテーマとして良いぐらいの課題なのです。

日本全国を探せば、何らかの研修会にはありつけると思います。