ストレスに興味関心のある人と共に、勉強会を立ち上げてみる

ストレスマネジメントを実践しようと、何らかの会を立ち上げようとする場合、どのような形になっていくのでしょうか。

既に存在している会もあるはずですが、ストレスをテーマに立ち上げられる会は、他の会と比較しても少ないものです。少し、架空の企画を文章にしてみたいと思います。

会の立ち上げや目的

コアメンバーまず、会の目的ですが、心身の健康増進や生涯学習などが考えられます。生涯学習と言ってしまうと幅が広すぎますので、「ストレス対処を学び実践することで、心身の健康増進を目的とする」などとしてはどうでしょう。

また、設立にあたっては、設立の趣旨があると目的も立てやすくなります。ストレス社会を背景に、「現代社会においては、ストレスを積極的に対処しようとする活動も意義を持ってきた、こうした中で、実際にストレス対処の方法を学び実践する会を組織し、心身の健康増進をはかりたい」などと言ってみるのも良いでしょうか。

この部分をよく検討しておくことが得に肝要だと思います。ここがぶれてしまうと、なんの活動を行う会であるかわからなくなってしまい、会の運営自体に苦労することに繋がりかねません。

方法

会の趣旨や目的が決まってきたら、次に、具体的な方法を考えたいところです。活動の内容、対象はどのような人か、時間はどの程度か、参加人数の限度は、など具体的な設定を考えます。

活動内容

もし臨床心理士がこのような会を企画する場合に、専門的な方法を導入することがある程度可能になります。ストレス対処を学び健康を増進していくような会ですから、例えば漸進的筋弛緩法を活動の中心に据えても良いわけです。また、その他にも各種リラクセーションに活用できる方法もあります。

活動内容を、主に漸進的筋弛緩法を用いたリラクセーションを実施する会としても良いでしょう。

対象

どのようなグループで行うものかわかりませんが、一般市民15名程度、であれば特に条件はないとしても良いでしょう。あまりに小さい子供は途中で飽きてしまう可能性もあり、子供が遊べるスペースがある会場であれば良いと思いますが、そうでないことも多く、検討を要することになるでしょう。

会場

15名が集まれる会場を確保できるでしょうか。定期開催であれば、同じ会場が必ず使えるとは限りません。和室にするか、洋室にするかも検討の必要があります。

会費

細かい話になりますが、会費の有無も重要な点です。会場を借りる場合は、公民館などでも、地域差はあるにしても毎回2000円程度の出費が発生することになるでしょう。この場合300円程度の会費が必要になり、管理する人も必要になります。

また、講師の立場によると思いますが、講師がグループを代表して運営するならば謝礼や交通費は不要ということになると思います。しかし、毎回講師を呼ぶような形式で会を作ると、謝礼は不要だとしても、交通費程度の支払いは必要になるでしょう。

プログラム

2時間程度のプログラムで、実技に入る前にグループワークなど設けることも方法のひとつです。また最後の10分程度は感想をまとめる時間とすることもできます。漸進的筋弛緩法を実施する時間に何分程度かけるかを検討しておきます。

また、アンケートや振り返りシートなどを行うと、後に会の活動をまとめる際に役立ちます。また学術的にも意味のある内容にもなり得るでしょう。

まとめ

このように、何かの会を作ろうとすると、結構考えることは多いものです。なるべくシンプルに組織して、元々の活動目的や趣旨を忘れてしまわないことも大事だと思います。

また、長く続ける会も魅力的ですが、必ずそのようにする必要もなく、とりあえず今年度は10回開催などとして、来年度の継続は検討する、などとする方法もあって良いと思います。

急に大人数で開催することは難しいものです。はじめは数名のコアメンバーで開催をはじめても良いのではないでしょうか。いずれにしてもストレスが増える会にはしたくないものです。