ストレッサーの種類

まず、ストレスの源である、ストレッサー(ストレスを感じさせるイベントや刺激、負荷のこと)にはどのようなものが考えられるかを、知ることも役に立つと思います。

ストレスと人間関係とか、仕事関係ということが頭に浮かぶと思いますが、もう少し細分化したり、分類することもできるでしょう。また、それぞれの環境に特有のストレスも挙げられると思います。

ストレッサーの種類は非常に幅広く、人間関係や何かの行事などから、騒音や天候、匂いなどもストレッサーに含まれます。また、ストレスという言葉から我々は、嫌なものを想像すると思いますが、例えば長期休暇や昇進なども実はストレッサーに挙げられます。

ストレッサーの種類

ストレッサーの種類について

ストレッサーの種類に関しては、様々な分類が提示されています。ここでは、主観的ですが以下の3種類に大別してみました。

  • 生活のする中で生じるストレッサー

例えば、人間と会わずに生活しているだけでも我々はストレッサーに曝されています。つまり、気温や音、湿度、天候などによるストレッサーです。

  • イベント

生活の中には、時に、何らかのイベントが生じます。それは、インフルエンザにかかるとか、結婚するとか、引っ越すなどの出来事です。これらは、喜ばしいイベントも含めてストレッサーになり得ます。

  • 考え方・捉え方によるストレッサー

非常に観察しにくいストレッサーですが、我々の物事の考え方や捉え方によってもストレッサーは生じます。例えば、その月の給料が残り2万円になったとき、まだ2万円もあると考える人にはストレッサーは生じなくとも、あと2万円しかない、と捉える人にはストレッサーになり得るわけです。

この分類で全てをカテゴリー化できるわけではありませんが、なるべく簡略化してみました。以下で具体的なストレッサーについて触れて行きます。

職場のストレッサー

場面や対象でストレッサーの分類をしてみたいと思います。まず職場におけるストレッサーにはどのようなものが挙げられるでしょうか。残業時間、業務自体の負荷、職場の人間関係、雰囲気、職場の作業スペース、これらはストレッサーとなり得るものとして挙げられます。

年間行事

さて、次に少し一般家庭で起きていることに意識を向けてみたいと思います。我々は4つの季節の中で生活をしています。春・夏・秋・冬とそれぞれ特徴のある季節です。

つまり、普通に暮らしているだけでも、我々の周囲の環境は日々変化しています。日々という以前に、朝、昼、晩で気温も違えば、明るさも違うのです。

衣替え

季節が変われば、服装も変化します。春服など着ると気分がうきうきしてくるということもあると思いますが、タンスから去年の服を探しだしたり、うっかりしわになってしまった服を見つけてしまったり、衣替えも簡単ではない部分があると思います。

バーゲンセール

年に数回程、百貨店ではバーゲンセールが行われています。チャンスでもあるのですが、そこに出掛けることはかなりの労力を要するイベントでもあります。

確定申告

確定申告は、2カ所以上の給与収入がある場合や、自営業の人が対象になりますが、非常に面倒なものです。書類に事細かに数字を計算して記入していきますが、数字が一度でぴったり合うことは稀ではないでしょうか。3月頃に毎年この作業が待っているのです。

正月

正月という行事もまた、多くのストレッサーが潜在しているように思います。まず、多くの商店が閉まり、食べ物を手に入れることが普段よりも難しくなります。コンビニエンスストアがあるとは言えども、いつもと調子が違うことは確かです。昨今では、チェーン店の中にも正月は休んでいる店舗をよく見かけるようになりました。

その他、イレギュラーなところではインフルエンザや落とし物、宝くじが当たるなど、時にびっくりするような出来事が日常生活の中で起きてきます。

臭いもストレッサー

少し変わった例を挙げてみると、臭いもストレッサーとして挙げられものです。そして、我々はそれを日ごろ体験していると思います。

例えば、うっかり冷蔵庫にしまったままの食品は、冷蔵庫に入れたとは言えどもいずれカビが生えたりして傷んでいきます。そして悪臭を発するものもあります。

冷蔵庫を開けた時に、「うっ」と嫌な臭いがすることに気づくでしょう。こうした出来事も一つのストレッサーと言えます。嫌な臭いを吸い込んだ際に、体もあちこち力が入ったかもしれません。また、一時的な臭いの他には、慢性的に漂う臭いもあります。

「私はコーヒーの臭いがダメで・・・」と言う人にとって、ドリップでいつもコーヒーを淹れているようなお宅に長くとどまることは苦痛になるわけです。鼻は脳に近く、鼻から感知された嗅覚刺激は即効性があるのでしょうか。

もう一つ、感覚的なストレッサーには、も挙げられます。分かり易いところでは、工事などの騒音は堪えるものがあるでしょう。

まとめ

このようにストレッサーを見渡してみると、回避できないと思える事柄も十分に含んでいます。生活のあらゆる局面に存在するストレッサーは、つまり人の生活につきものということになります。

いかにストレッサーと付き合うかということがテーマになりそうです。あまりに無防備になるのもどこか怖く、またすべてを回避することは不可能なのです。